私は私のことがわからない
「わからないこと」っていうのはなんだろうか?
ぼくが思うわからないことっていうのは
「私以外」である。
ちなみ、ここでいう私っていうのは
自分の身体も知識も経験、他人から得たこと
も含んだ、私のすべて。
「私」に時間をかけて考えさせれば
私のリソースをつかって
新たに私を拡大させることはできる。
が、私に時間をいくらかけても
私の持っているものだけでは
どうやっても創造しえないもの。
それが「わかれないもの」である。
そういうものがあるっていうのがわかった事が
僕にとっては発見だった。
言い換えれば「他」の発見である。
なんでこの「他」の発見に時間がかかったのか?
それは私自身が何かを考える時
そのものすべてを受け取るのではなく
私というフィルタで制限して物事を受け取っていたからである。
こうすると「私」と「他」が同じになってしまう。
「私」は「他」を「私」と同じとみてしまっていたのだ。
「私」をどういう規模にするか?で
「他」が何になるか?も変わるけど
分かれないことがあると分かった事で
自分の形がわかり、さらには無形ということが分かるようになった。
形がわかれば特性はおのずと決まるのだ。